私は大して仕事もしてないくせによく整体に行く。ゴロゴロして疲れた体を癒やすためだ。今日はそんな整体のお店で盛りあがった「アルフィーってすごくない?」話をしてみます。
通りすがりの推しを見つけたいあなた、THE ALFEEっていうバンド、オススメですよ(笑)
あらゆる推し活界隈の友達の話を聞いてきた
ちょっと前、こんな記事を書いた。学生時代から趣味の合うお友達がいなかった(でもアルフィー友達は欲しくなっている)そんなお話だ。
これの裏を返せば、「別の推し活界隈のお友達はいる」ということ(私は30代。Kアイドルや元ジャニーズさん推しはやはり多い)。一緒にお話しした方もあらゆる推し活界隈の知り合いがいるので、いろんなアーティストの推し活事情をわいわい話してみたのだ。
他の推し活を悪く言うつもりは全くないの
いろんなアーティストの推し活の話を出すと必然的に比べることになるけれど、他が悪いと言いたいわけではまっっったくないことを最初に断っておきます。
愛に理由はない!
たまたま惹かれた人がその先どう活動をするかなんて、好きになった時点では誰だって未知なのだ。
私はたまたま人生初めて好きになったのがアルフィーで、たまたま50年も休まず活動していたアーティストだったってだけ。ずっと支えてきたファンなら感動もまた違うと思うけれど、好きになった70年代の時点では未知だったはずだ。なんせ、アルフィー3人自身が「こんなにやると思った!?」「思わない思わない〜☆」とキャッキャッして笑っているのだから・・・。
そして、私のように既に壮大な歴史を持つアーティストを好きになってしまった場合なら特に、アルフィーがすごいのであって、私は全然すごくないのである。
同じ理由で、例え推しがスキャンダルを起こして休止しても、ファンになってすぐ解散してしまっても、好きになった友人たちに責任はないのである。
さあ、そんな言い訳をしたところで、さっそく各々の事情を見ていきましょうか。
友人も推し活もアーティストも本当に様々で面白いですよ。
アルフィーのすごさ① スキャンダルがない
芸能人が活動休止してしまう一番の理由は、スキャンダル。
本当に自業自得のスキャンダルもあれば、そんなことで?と思うようなかわいそうなスキャンダルもある。誰にでも起こりうる人生の過ちが芸能人の場合は命取りになるのだ。
THE ALFEEはスキャンダルがゼロなのか?
私はそれを知りたくなかった。
なんせ恋に落ちた時点で歴史がすでに45年以上あった。しかもアルフィーは80年代とか豪快かつゆるい時代にバリバリ売れている。何があったとしても不思議ではない。
スキャンダルなんて一般人に関係ない話がほとんどだし、「信じてたのに」というのも元々こちらの片思いなんだから、勝手な押しつけだと思う。
だから知りたくないけど、ついに今年、不穏な検索ワードをあえて検索してみた。もう何を見ても変わらないほど、私の愛が強くなった自信もある。
結果・・・・・
何もなかった。少なくとも、大した情報は何もなかった。
安心するとともに、だとしたら、逆に異常じゃないか?という心配までした。50年あれば何かしらやらかすでしょうよ!!人間だもの!!!
何かやらかす思考のやつはこう考える(笑)
倫理観に欠ける私たちは「いやいやいや、あのルックス(特に高見沢さん)で売れてお金まであったら世の中の悪いこと全部やる自信あるわ!」と大いに盛りあがったが。そういえば、3人とも歳もとらないし、別の惑星からきたかサイボーグなのだと納得した。
アルフィーはただただ音楽とファンに一生を捧げてるサイボーグのような職人バンドマンだった。
最初に他のアーティストと比較すると書いたが、この項目に関しては書かない。↑こんな倫理観のやつに何か言う資格はないし、ニュースで知られてる話を蒸し返すのはその人もファンもかわいそうだから、次にいこう。
アルフィーのすごさ② チケット特典がない謎のファンクラブ
THE ALFEEのファンクラブには、ライブチケット特典がない。
一般的にファンクラブに入る最大の目的は、入手困難なチケットを入手するためなのに、それがない。
友人Aが推すファンクラブは、年1のライブのチケットがほぼ確約されている。友人Bのファンクラブは、ファンクラブに入るとより良い席が優先的に当たるシステムになっている。友人Cのところは、ファンクラブに入らない限り、チケットは入手不可能で、さらに課金すればS席の抽選に参加できるらしい。
でも、アルフィーのファンクラブにはチケット入手特典がなく、一般販売されるチケットもS席だろうと最上階の遠い席だろうと同価格・同確率だ。おかげでファンクラブ会員なのに今年のチケットは全然取れていない(号泣)
「え? なにそれ? THE ALFEEのファンクラブって何なの・・・?」
アルフィーのファンクラブは「THE ALFEEを盛り上げるための活動」と書かれており、純粋にアルフィー愛を証明するだけのファンクラブなのである(どーん)
でも、それでもファンクラブに入るファンは多い。なぜなら、愛情たっぷりの会報と贈り物がアルフィーから届くから!
年に4回たっぷりボリュームの会報誌が届く。お誕生日には写真と3人の手書きコピーが入った豪華な誕生日カードも届く。今年はアルフィー50周年を記念してオリジナルのアクセサリー、ファンクラブ創立の周年でオリジナルグッズも届いた。どこと比べてみても、アルフィーマニアの贈り物は結構豪華である。
そして、今はさすがに違うが、この会報誌、昔はアルフィーの手書きだったのだ。アルフィー展に行ってきた「THE ALFEE’S LEGACY ~50年の足跡~」レポに書いたが、当時の実物を見て、感動してしまった。愛だけのファンクラブだが、アルフィーがちゃんと愛を返してくれるファンクラブでもあるのだ。
なお、上記の友人Aはこういった品物には興味がなく「チケットが手に入るから○○くんからは一切何の連絡もこないけどオッケー☆」と言っていたので、人それぞれである。正直、私もチケットほしいけど、連絡くれるアルフィーがかわいいからオッケー(笑)ファンとはそんなものである。
そして、チケット特典がないと言っても、アルフィーのライブはそもそも年1、2回のお話ではないのだ。次に続けよう。
アルフィーのすごさ④ 年のライブ回数がレベチだった
整体で至福の時間を過ごしながら、一番ハッとさせられたのはこの点である。
お姉さん「そもそも、ライブ回数が少ないと推し活できなくないですか?」
確かに! お姉さんの友人Zさんは、素敵な推しがいるものの、ライブが年に1度なのでそれが終わると「また1年会えない」と泣いているらしい。そのチケットはファンクラブに入っていればちゃんと取れるらしいが、そもそも推し活自体が年1なのだと言う。
アルフィーファンクラブの話で「うちはチケット特典がないんですよ〜」と言ったものの、年に1度の夏イベではファンクラブ先行申し込みがあった(確約ではなく抽選でしたが、おそらく他も同じ)。
年1チケットがとれるということは、私の友人A、お姉さんの友人Zと同じである。
お姉さん「アルフィーは年何回ライブやってるんですか?」
私「おそらく60回とか…全盛期は100回以上とか…」
お姉さん「ふぁっ・・・・・!?」
桁違いだった。私はアルフィーの推し活しかしたことがないので、この数字がバグっていると気づくのに遅れてしまった。
チケットが当たる当たらないは別として、そもそもTHE ALFEEは1年中ライブをやってくれている。それも全国各地で。地方の人も法外な旅費をかけずとも近くで会えるチャンスがある。東京近郊が多いとは言え、東京のライブ倍率がエグいことを考えると、同じ率くらいでみんなに平等なチャンスがある。しかも、ファンクラブに入っていなくても当選確率は同じなので、ご新規さんも推し活しやすい。
愛がどれだけあっても活動がなければ、推し活はできない。その点、アルフィーは1年中好きなだけ推し活ができるのだ。
アルフィーのすごさ⑤ 365日推し活できるらしい
タレントみたいにテレビにレギュラーで出ている推しもいれば、メディア露出がほとんどないアーティストもいる。これは本当に好きになった人の系統や知名度によるから何とも言えない。
お姉さん「でも、ラジオやってるんでしたよね? しかも結構テレビで見るし、やっぱアルフィー強くないっすかwww」
そう、メディア事情もアルフィーファンは結構恵まれていた。
まず毎週アルフィー3人でやっているレギュラーのラジオ「終わらない夢」がある。年中ライブをやってくれているだけでなく、毎週ラジオで声が聴ける。
その他にも坂崎さんと高見沢さんは単独でラジオ番組をやっており、全部合わせると週4回くらいはラジオで会える。
そしてさらに、坂崎さんと高見沢さんはテレビのレギュラー番組もある。これら全部合わせると、1週間全部アルフィーに触れていられるのではないか? 歌番組に出まくっていた時期もある。
1週間全部メディア、1年中ライブ・・・推し活365日ほぼ休みなし!!!!!50年間!!!!!!
最初スキャンダルがないのに驚いていたけれど、これはスキャンダルするヒマすらないだろう。
私の友人Dは全く知名度がない推し君がいるが、そうするとメディアは自己発信のみ(アーティスト自腹)。ライブは人が集まれば開催ということになるそうで、でもその分距離が近いんだとか。アーティストも必死だからファンも一生懸命推してるようで、活動は多いらしい。
一方で、知名度はかなりあるものの、ライブ回数やメディア露出が少ないアーティストのファンは、ちょっとさみしい思いをしている。年1でもアーティストはやっていけているため、活動自体が少ないのだとか。「たまにアップされるXが精神安定剤」と言っていた。逆に一途すぎて尊敬してしまう。ファンもえらいが、それでもファンの心を離さないというのもアーティストさんのカリスマ性である。
アルフィーのすごさ⑥ 50年間 活動休止なし!!!
THE ALFEEは50年間、一度も休まずに活動し続けている。
最後はこれに尽きるでしょう! むしろ、これだけで十分なのだ。
でも、これは結果論であり、最初に言ったように、恋に落ちた時点ではその先のことなんて誰にもわからない。
スキャンダルも解散も休止も、アーティスト自身すら計画外のことが起こりえる。起こってしまった時、ファンには何にもできない。
アルフィーを好きになる前は推し活の感情が理解できなかったため、どこかの歌手が「無期限活動休止」と聞いても何とも思えなかった。「いつか再開するんだからいいじゃない」と呑気に思っていた。
でも、「人生終わり」と泣いていたファンの報道、落ち込んでいた友達の反応が今なら分かる。
解散なんて言われたら、それこそ口から魂が出ていって崩れ落ちてしまう気持ちが今なら分かる。
結果論ですが、アルフィーのファンは幸せだろうなあと、客観的にも思う。
まとめ:アルフィーのすごさを例えるならレベル100のスライム
ドラクエで普通に歩いていたとする。
そうすると「アルフィーですよ〜こわくないよ〜」ってニコニコしながら3人組の敵が出てくる。
有名な誰もが知っているトリオの敵。ドラクエやっていない人も知っているスライムみたいな知名度の敵。でも、なんだか3人で笑っていてこわくなさそうだ。
仲良しスライムなのかと思ってHP・MP見たら数値が上限99を超えて振り切っていて「え、何もない平地でボス戦じゃん!なに?やだやだやだこわすぎる」〜!!
ノンアル友達に、アルフィーのことを話したときの反応は大体こんな感じである。(いや、敵じゃないんだわ)
レベルは振り切ってるが、ボス戦ではなく平地に出現する。それくらい、アルフィーのすごさは知られていない。
今が50周年ということで盛りあがっているし、70歳でやばい巻き髪してるとか活動休止せずに50年らしいとか、ずっと仲がいいらしいとか…そういうのはなんとなく知られているけど、具体的な凄さはあまり知られていないと思う。
だから、他のファンの人と推し活の話をし合うと、「え?! アルフィーすごくない?」というレベル100のスライムを見たときの反応↑をしてもらえるのだ(笑)
大体ファン以外はそのアーティストのことをよく知らなくて普通だし、この威圧感のなさもアルフィーの良さなのでこれで正しいと思ってる。
でも、50周年だしそろそろ伝えていってもいいかと思った!アルフィーすごすぎん?って。
*
以上、ファンじゃない友とも盛り上がれるアルフィー推し活のお話でした。
整体のお姉さんは、お客さんである私に気を使って盛り上げてくださっている、というのも分かっております。でも、最近、私に気を遣う気なんてないシビアなママまでアルフィーのことを褒めてくれるようになりました↓
ふふふ…(まだ途中。洗脳は成功してない)
推しを見つけたいあなた、「ジ・アルフィー」っていうバンド、オススメですよ(笑)
コメント
私もマニアに入会するときにFC優先ないんだ(´⊙ω⊙`)と驚きました!
でも迷わず入会♡
「誰でもみんな平等に」という考えが素敵だなぁと思って♪
こうして客観的にアルフィーを見てみるとやっぱりすごいバンド…確かに私も友だちにアルフィーの次のライブ予定を話すと「年に何回やってるの?!」と驚かれたことを思い出したよ!!
たま子さんママありがとう(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
そのお言葉に泣きそうです…
マイミャウさん♡
ライブ、みんな平等でご新規さん歓迎の精神が素敵だよね〜!
ファンクラブにチケット特典がなくても愛で入ってるファンが多いのもすごい♡(私も即入会w)
結構、年数回のライブの方が多いんだよね。
アルフィーってすごすぎる…(笑)
いや、ありがとう、福山雅治ファンのママさんに伝えときます♡
本当にトリやってほしい〜w