チケット特典がないTHE ALFEEファンクラブの魅力とは〜他の推し活の面白エピソードも聞いてきた〜

ライブ先行特典がないファンクラブ「アルフィーマニア」とは? ちょっと異色だけど、それでもファンにとってはうれしいTHE ALFEEの愛溢れるファンクラブなのです。

あらゆる推し活のファンクラブ事情を聞いてきました。

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あらゆる推し活のファンクラブの話を聞いてきた

今回の記事は、前回の記事から生まれた続編のような記事です。

前回のお話はこちら↓

面白いので読んでね(自分で言う)

「アルフィーのファンクラブって特殊だな」と感じたので、いろんな推し活のファンクラブについて語ってみたいと思います。

友達から聞いたほかの推し活エピソードが想像以上におもしろかったので、それも紹介。

前回と少し被っちゃう内容もあるけど許してね

今、さくらももこのエッセイにハマってるから、この先口調はそんな感じでお送りするわ(勝手にどうぞ)

アルフィーのファンクラブには一番大事な特典がない!?

THE ALFEEのファンクラブ「Alfee Mania(アルフィーマニア)」には、ライブチケット特典がない。

良い席を優先的に買うことはおろか、チケットを先行で買うことすらできない。ファンクラブ会員でも一般でもチケットが当たる確率はみんな平等である。

友人「え? なにそれ? なんのためのファンクラブなの・・・」

友人は悪くない。普通はそう思う。

なぜなら、一般的にファンクラブに入る最大の目的は、入手困難なチケットを入手するためだからだ。

友人Aのファンクラブ:チケットに特化

友人Aが推すファンクラブは、まさにそのためだけにあるらしい。みんな年1〜2回のライブチケットを確実に押さえるために入っている。

会報誌など郵送物は何も届かないタイプの、チケットに特化したファンクラブらしいのだ。

ファンクラブからの連絡は普段ほとんどこない。ただし、年1回行われるライブのチケットはファンクラブに入っていれば確実にとれるという。

確実にとれすぎて、前回はみんな余分に持ってしまったので必死で友達を探していたらしい。

友人Bのファンクラブ:会報とチケットのバランス型

友人Bが推すファンクラブは、バランス型。

会報誌が年2回程度届く。アーティストの写真が載っていたり、コラムが載っていたりする。

ライブチケットの先行もある。確実にとれるとは限らないが、ファンクラブなら優先的に良い席がとれる可能性がある。

一番バランスはいいが、一時的に人気が上がり、ファンクラブでもチケットが取れなくなった時期があり、友人はその時にやめてしまったという。

友人Cのファンクラブ:重課金システム

友人Cのところは、あからさまな重課金システムだった。

ファンクラブに入っていなければチケットはほぼとれない。だから、ライブに行きたいファンは必然的に入る感じになっている。これは人気アーティストならしかたないだろう。

友人Cのところで面白かったのは、さらに別途課金があるところだ。ファンクラブ内でチケットとS席の二重抽選を行う。

S席が当たれば、その席に課金する権利を得られるというもの。最近のディズニーランドのような明確な課金システムらしい。

課金は自由だが、私の友人は「愛を金で買う!」と金にモノを言わせている潔いタイプだ。

内緒だが、課金ユーザー・無課金ユーザーが発生するため、不満も出ているのだとか。課金側は「こっちは課金してんだからガタガタ言うな」ってことで、ファン界隈はなかなか殺伐としているらしい。

友人だから言わせてもらうが、こわ…(笑)

その点、アルフィーは平和である。

友人Dのファンクラブ:活動休止なのに課金

かわいそうなのは友人Dだ。

アーティストが活動休止してしまったらしい。でも解散したわけではないので、ファンクラブは閉鎖になっていない。

それでも何か情報がくるの?と聞いたら、友人Dいわく特に何もないらしく、この友人はさすがに退会したらしい。

でも、もちろん、やめない熱いファンもいる。

いつか再開した時にファンクラブに入っていないとチケットはとれないだろうから、と、課金し続けているという。

まるで、スポーツジム。

スポーツジムはこっちが勝手にサボっているだけだが、ジム側が休んでいる状態なのだからたまらないだろう。

ちなみに私は、スポーツジムや動画配信サブスクは、かなりマメに休止や退会をする派だ。ただ、もしこれがアルフィーだったらと言われると、どうするのか自分でも分からない。

活動休止ならファンクラブも運営側が休止にしてあげたらいいのに、と、正直思う。

友人Eのファンクラブ:収益化が苦手なタイプ

友人Eのところは、これはこれで特殊だ。

まず、かなりマイナーなアイドルのようである。マイナーゆえにファンの分母は頭打ちとなっており、ファンはほとんど顔見知りだという。

そんな感じだから、チケットは余裕で取れてしまう。

もっと言えば、アイドル本人込みのオフ会などもあり、直接会えてしまうらしい。

そうなると、ファンクラブ特典はあまり意味がないらしく、入っても入らなくても十分に恩恵を受けているため誰も入らないのだとか…。

ちなみに友人は、ファン歴数十年かつ、かなり愛情濃いめのファンだが、それでもファンクラブには入っていない。

「もっとうまく稼いでほしい」と謎のグチを漏らしていた。

会えるだけでめちゃくちゃにうらやましいのだが、活動存続の危機と隣り合わせでもある。

アルフィーのファンクラブは純粋なファンクラブ

一方で、アルフィーのファンクラブはと言えば、これはこれで、どことも違う。

まず活動内容が「THE ALFEEを盛り上げるための活動」である。

公式サイトの案内の文を見てみよう。これはファンサイトではなく、誰でも見られる公式の案内である。

もし、今あなたが「THE ALFEEのために何かしたい!」という意見をお持ちでしたら、そのパワーをAlfee Maniaで生かしてみませんか?
THE ALFEEの宣伝部員として、また末永く彼らを応援するメンバーとして、現会員の方々と共にがんばっていこうという意志が固まりましたら、ぜひ“Alfee Mania”にご入会ください。熱心で積極的なTHE ALFEEファンを心よりお待ちしています。(https://www.alfee.com/info/ )

そう、アルフィーのために入るファンクラブなのだ。純粋にアルフィーを好きな人たちがアルフィーを応援するために入るファンクラブ。

ケネディ大統領は、「Ask not what your country can do for you.Ask what you can do for your country.(国が諸君に何をしてくれるかを問うな。諸君が国に対して何をできるかを問え)」と言ったが、アルフィーマニアもその精神である。

アルフィーが何をしてくれるか問うな。自分たちがアルフィーのために何ができるかを問え。

うん、そうは言っていないので、私の誇大解釈である。

チケット特典がなくてもアルフィーのファンクラブに入る理由

アルフィーマニアには、チケット特典がない。

でも、その特典がないことが分かっていてもファンクラブに入ってしまうファンは多い。私もついつい我慢できずに入ってしまった。愛が溢れて。

アルフィーマニアのファンクラブ特典とは?

先ほどの公式案内に書いてあるアルフィーマニアの特典はこんな感じである。

【会報(季刊・年4回)発行】活動報告/THE ALFEE情報/THE ALFEEより直筆メッセージ/PHOTO等掲載
【バースデーカード・年賀状・サマーカード・クリスマスプレゼント・その他お知らせなど】
【会員証・会員バッジ】
【AlfeeMania.com会員専用ページ閲覧・Webメールアドレスの取得】

私は中でも「会報誌」に興味があった。

今はさすがに違うが、この会報誌、昔はアルフィーの手書き・手作りだったのだ。アルフィーいわく、「そんなお金もなかったから全部自分たちでやっていた」とか。

え、一生懸命でかわいい…愛おしい…応援したい←

最近開催したアルフィー展で、当時の実物を見て、感動してしまった。

☟これです。
アルフィー展に行ってきた「THE ALFEE’S LEGACY ~50年の足跡~」レポ
東京は終わってしまいましたが、名古屋や大阪、福岡が予定されています。ぜひ見てきて!

話を戻すと、今でも手書き部分は少しある。公式にも「THE ALFEEより直筆メッセージ」と書いてあるとおりだ。

会報誌やお誕生日カードには、桜井さん・坂崎さん・高見沢さんの手書き文字のコピーがどこかに入っている。

小さなことだけど、これは大きいのだ。

あんなに売れて忙しくなっても、アルフィー本人がちゃんと関わってくれてると感じられる。

アルフィーマニアは、純粋な愛だけのファンクラブだが、アルフィーがちゃんと愛を返してくれるファンクラブでもあるのだ。

アルフィーは「応援したい」と思わせるアーティスト

アルフィーはよく「やる気があったというよりも、周りが応援してくれたんだよな」というような話をしている。

それには頷いてしまう。THE ALFEEというのは、応援したくなるキャラクターなのだ。

多分、それがファンが熱かったり、長年愛され続けていて、新しいファンも増えていく理由なんだと思う。

ファンクラブに入る時に自己PRを書く

アルフィーマニアには、入会時に自分の愛を語るシステムがある。

昔は紹介制だったというアルフィーマニア。ファンクラブ会員からの推薦がないと入れないというシステムだったらしい。本当のファンに…という気持ちは分かるが、なぜ駆け出しの頃に、分母を集めずにハードルをマックスにしたんだろう(笑)

今でも、入会申込書に「自己PR欄」があるのには驚いた。

でも、あるからには本気を出さねばなるまい…。

アルフィーへの愛、アルフィーのために何ができるかを私は考えた。

書いた文章はもう思い出せないが、恐らくラブレターのような気持ちの悪いテンションになったと思う。

「アルフィーのためなら何でもしたいです!」というような暑苦しい思いを書いたはずだ。

拝啓 アルフィー、そしてアルフィーマニア様へ。
私はあの後、アルフィーのために、このようなブログを始めました・・・。

R.N.たま子さん
R.N.たま子さん

アルフィーがラジオで翻訳家の夢を応援してくれたのがきっかけ☆

以上、チケット特典がない!?謎のファンクラブ「アルフィーマニア」の魅力について。他のファンクラブの面白エピソードを交えてお送りしました。

話を聞かせてくれた、まさか私がこんなアルフィーだけのブログまでやっているとは思っていない友達、ありがとう。また面白い話を無償で提供してくれるの期待して、陰ながら色んな推し活を応援してるぜ。

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